お散歩マンボ

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「残虐記」桐野夏生
新潟の少女誘拐監禁事件をもとに書かれたといわれている問題作。
「想像力の毒」の核心に触れた小説なので、この作品を悪趣味だと評する人は多だろう。
でも、人間の持つ毒を隠すとこなく晒している点については、お見事だと思う。
だいたい己の中にあるこういう部分って見たがらないし、知りたくないものだから。
かと思えば、ワイドショー的に人のプライバシーは知りたがるというギャップも
また毒であると言えるのではないか。
被害者でありながら、そんな理不尽な視線に晒されなくてはならないという屈辱感を
その読後感の悪さも手伝って、読者自身もリアルに感ることだろう。

清があれば濁もある。だから深い。
自分の中に存在する「毒」を自覚し、それとどうつきあっていくのか考えさせてくれる。
毒の存在を見てみぬ振りする人が、無意識で出す毒ほど残酷で恐ろしいとわたしは感じる。
| 読書 | 21:36 | comments(0) | trackbacks(1) |
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感想:桐野夏生「残虐記」
動機:タイトルにピーンときた 評価:★★★★☆(70/100) 書名:残虐記 著者:桐野夏生(きりの なつお) 1951年生まれ 石川県金沢市生まれの推理作家、小説家、作家。 別のペンネーム野原野枝実(のばら のえみ)や桐野夏子の名もある 内容: 小学四年生の
| 逆さメガネで覗く世界 -don't think, feel- | 2007/10/03 9:01 PM |
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